病院長ご挨拶

国立病院機構(NHO)宇都宮病院のホームページへアクセスして頂きまして、どうもありがとうございます。

当院は平成5年に2つの国立療養所が統合し、平成16年からは独立行政法人国立病院機構宇都宮病院として再スタートし現在に至っています。NHOは、「国民一人ひとりの健康と我が国の医療の向上のためにたゆまぬ意識改革を行い、健全な経営のもとに患者の目線に立って懇切丁寧に医療を提供し質の高い臨床研究、教育研修の推進に努めます」という理念のもとに発足しました。

NHO宇都宮病院は、専門性の高い「急性期医療」と公益性の高い「慢性期医療」、さらに最近では在宅医療への橋渡し機能を担う「回復期医療」という性格の異なる3つの領域を診療しているケアミックス型の病院です。つまり、「治す医療」だけでなく「支える医療」も提供しており、平成24年度には電子カルテの導入、高性能CT(24列マルチスライス)更新、「栃木県がん治療中核病院」指定など医療の質の向上だけでなく、平成20年度からは「8年連続黒字決算」と経営の質の向上にも一定の結果を出してきました。

平成25年7月にはケアミックス型病院としては県内初の「地域医療支援病院」の承認を受け、平成26年11月には新病棟(6階建て、免震構造)が完成して、地域包括ケア病棟(県内最大の60床)や一般・結核ユニット病棟、最上階のリハビリテーション室などが稼働しました。残りの病棟や外来・管理棟などの建て替え計画(平成31年に完成予定)に加えて、JR岡本駅西口の新設や病院周辺道路の整備・拡張も宇都宮市の事業に計画されており、病院全体とその周辺は今後数年以内に大きく生まれ変わることになります。

当院が目指すのは「安全で質の高い医療を患者さんの視点に立って提供すること」であり、「患者さんや地域から信頼され職員にとっても働きがいのある病院の実現」です。地域の医療機関や介護施設などとの連携をより一層進化させながら、治らない病気や重い障害があっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしが続けられるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される「地域包括ケアシステム」の実現を目指して今後とも努力致しますので、皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

  

平成29年4月

国立病院機構 宇都宮病院

院長 沼尾 利郎